【MQL5】OnnxGetOutputName関数について

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OnnxGetOutputName関数の働き・役割

OnnxGetOutputName関数は、ONNX(Open Neural Network Exchange)モデルにおける出力パラメータの名前を、指定されたインデックスに基づいて取得するための関数です。ONNXモデルは、複数の出力を持つことがあり、各出力に名前が付けられています。この関数を使うことで、特定の出力に対応する名前を取得することができ、モデルの結果を識別したり、処理の際に適切な出力を取得するのに役立ちます。

OnnxGetOutputName関数の引数について

string  OnnxGetOutputName(
  long   onnx_handle, // ONNXセッションハンドル
  long   index         // パラメータインデックス
  );

OnnxGetOutputName関数は、次の形式で定義されています。

第1引数: onnx_handle
種類: long
説明: ONNXセッションオブジェクトを表すハンドルです。このハンドルOnnxCreate関数またはOnnxCreateFromBuffer関数で作成され、ONNXモデルに対して出力名を取得するために使用されます。

第2引数: index
種類: long
説明: 0から始まる出力パラメータのインデックスです。ONNXモデルに定義されている出力のうち、指定したインデックスに対応する出力パラメータの名前を取得します。インデックスは出力の順番を示し、範囲外のインデックスを指定するとエラーが発生します。

OnnxGetOutputName関数の戻り値について

OnnxGetOutputName関数戻り値は、指定されたインデックスに対応する出力パラメータの名前です。

  • 成功した場合は、出力パラメータの名前(string型)が返されます。
  • 失敗した場合は NULL が返されます。この場合、GetLastError関数を使用してエラーの詳細を確認できます。

例えば、無効なハンドルが渡されたり、インデックスが出力パラメータの範囲外である場合には NULL が返されます。

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