【MQL5】OnnxGetOutputTypeInfo関数について

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OnnxGetOutputTypeInfo関数の働き・役割

OnnxGetOutputTypeInfo関数は、ONNX（Open Neural Network Exchange）モデルにおいて、指定されたインデックスに対応する出力パラメータの型情報を取得するための関数です。ONNXモデルの出力は、複数の型で表されることがあり、各出力パラメータのデータ型や構造を把握することが必要です。この関数を使用することで、指定された出力に関する型情報を取得し、結果を適切に処理するための準備が整います。

OnnxGetOutputTypeInfo関数の引数について

bool  OnnxGetOutputTypeInfo(
  long           onnx_handle, // ONNXセッションハンドル
  long           index,       // パラメータインデックス
  OnnxTypeInfo& typeinfo     // パラメータ型の記述
  );

OnnxGetOutputTypeInfo関数は、次の形式で定義されています。

第1引数: onnx_handle
種類: long
説明: ONNXセッションオブジェクトを表すハンドルです。このハンドルは、OnnxCreate関数またはOnnxCreateFromBuffer関数で作成されます。ONNXモデルに対して出力パラメータの型情報を取得するために、このハンドルが使用されます。

第2引数: index
種類: long
説明: 0から始まる出力パラメータのインデックスです。ONNXモデルが持つ複数の出力のうち、型情報を取得したいパラメータのインデックスを指定します。インデックスが範囲外の場合、エラーが発生する可能性があります。

第3引数: typeinfo
種類:OnnxTypeInfo構造体
説明: 出力パラメータの型情報を記述するOnnxTypeInfo構造体です。この構造体には、指定された出力パラメータのデータ型や形状に関する情報が格納されます。

OnnxTypeInfo構造体についての詳細は↓をご覧ください。

【MQL5】OnnxGetInputTypeInfo関数について

OnnxGetInputTypeInfo関数の働き・役割 OnnxGetInputTypeInfo関数は、ONNX（Open Neural Network Exchange）モデルにおいて、指定されたインデックスに対応する入力パラメータの型...

mqlinvestmentlab.com

2024.10.17

OnnxGetOutputTypeInfo関数の戻り値について

OnnxGetOutputTypeInfo関数の戻り値は、関数が成功したかどうかを示す真偽値です。

• 成功した場合は true が返され、指定されたインデックスに対応する出力パラメータの型情報がOnnxTypeInfo構造体に格納されます。
• 失敗した場合は false が返され、型情報の取得に失敗したことを意味します。この場合、エラーの詳細はGetLastError関数を使用して確認できます。

例えば、無効なONNXセッションハンドルが渡された場合や、インデックスが範囲外である場合などに、false が返されることがあります。