OnnxGetOutputCount関数の働き・役割
OnnxGetOutputCount関数は、ONNX(Open Neural Network Exchange)モデルを使用した機械学習プロセスにおいて、モデルの出力数を取得するための関数です。この関数は、指定されたONNXセッションハンドルを基に、モデルに定義されている出力パラメータの数を取得します。予測や推論結果を処理する際、出力の数を把握することは重要です。例えば、分類問題や回帰問題など、モデルによって出力の形式や数が異なるため、正確な出力の取得が必要です。
OnnxGetOutputCount関数の引数について
OnnxGetOutputCount関数は、次の形式で定義されています。
long OnnxGetOutputCount(
long onnx_handle // ONNXセッションハンドル
);
第1引数: onnx_handle
種類: long
説明: ONNXセッションオブジェクトを表すハンドルです。このハンドルはOnnxCreate関数やOnnxCreateFromBuffer関数によって作成されます。ONNXモデルの出力数を取得する際に、このハンドルを通じてセッションにアクセスします。
OnnxGetOutputCount関数の戻り値について
OnnxGetOutputCount関数は、指定されたONNXモデルの出力パラメータの数を返します。
- 成功した場合は、ONNXモデルに定義されている出力の数(long型)が返されます。
- 失敗した場合は
-1
が返されます。この際、詳細なエラー情報は GetLastError関数を使って確認できます。