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プログラミング初心者を惑わす「静的」と「動的」という言葉について

専門用語
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私がプログラミングを学びたての頃「静的」と「動的」という言葉がわりとお囃子のように、大した説明もなく頻繁に出てきて面食らった覚えがあります。

そしてプログラミングの学習過程で、色んな情報を目にするたびにこのなじみのない言葉には今後も頻繁にお目にかかると思います。

この記事では、MQL5を始めとするプログラミング初学者の方が当時の私のように、面食らう事のないよう、プログラミング文脈で使われる「静的」「動的」という言葉について、わかりやすく言い換えた上で整理したいと思います。是非参考にしてください。

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「静的」という言葉について

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プログラミング領域における「静的」と「動的」という用語は、実際にはかなり専門的な概念を指しています。

これらを避けて説明する方法を改めて考えてみましょう。

静的」という言葉は、プログラムが実行される前に既に決まっている、または変わらないものを指すときに使われます。

これは「事前に決められた」または「固定された」とも言い換えることができます。

例えば、静的変数は「プログラムが始まる前にサイズが固定されている変数」と説明できます。

MQL5においては、

EA講座 第28回「static変数について」などで解説しているstatic変数が静的変数にあたります。

static変数については↓の記事をご参照ください

もう一つ例を挙げてみましょう。

静的配列」という言葉は、プログラムを実行する前にその大きさが既に決まっていて、実行中にそのサイズを変更することができない配列のことです。

配列自体の詳細は↓の記事をご参照ください

この静的配列は「事前に大きさが決められた配列」と説明できます。たとえば、プログラムが始まる前に、10個の数字を格納できるスペースを用意するといった場合に使います。

この配列の大きさは固定されており、プログラム中で増やしたり減らしたりすることはできません。

※当サイトのMQL5でEAを作ろう講座ではEA講座 第19回「静的配列と動的配列」という単元があり、そこで静的配列動的配列について解説をしていますので「静的」「動的」という言葉を今回紹介したような表現に変換してみると、理解がより進むのではないかと思います↓

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「動的」という言葉について

一方で、「動的」という言葉は、プログラムが実行されている最中に変わりうるものや、その場で作成されたり調整されたりするものを指します。これを「進行中に調整可能な」または「実行時に変化する」と表現することができます。

例えば「動的配列」は、プログラムが動いている間にそのサイズを変更できる配列のことです。

これは「実行中にサイズを調整できる配列」と言い換えることもできます。

動的配列は、プログラムが必要とするに応じて、要素を追加したり削除したりして、その大きさを拡大したり縮小したりすることが可能です。

例えば、ユーザーがデータを入力する度に配列を大きくする、というような場面で役立ちます。

<参照>

静的配列/動的配列/動的トレーリングストップ/sinput変数

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※当サイトでは、プログラミング経験ゼロの方でも、プログラミングの基礎から学べる

<MQL5でEAを作ろう講座>

をメインコンテンツとして展開しています。

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