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【超入門】MQL5 EA講座 第19回「静的配列と動的配列」【EAの作り方】

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前回配列について解説しました。

改めて前回の内容をおさらいをしておくと、

  • 配列にまとめて初期値を入れるときには、配列宣言時、{}の中に左から、順番に値をコンマで区切って入力していく。

ということをお伝えしました。

今回は静的配列動的配列 について解説していこうと思います。

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静的配列とは?

静的配列

使う配列の数が決まっている配列

のことです。

前回の記事で解説した

int Array[3]

というのは、

[3]

と書くことによって、「3つのデータを使う」という風に最初に決定しています。

このような配列静的配列と言います。

静的配列の場合、

いったん「3つのデータを使う」という宣言を最初にしたら、

後からそれを変えることはできません

でも、作るプログラムによっては、それだと都合が悪い場合が出てきます。

そこで登場するのが動的配列です。

動的配列とは?

動的配列は、静的配列とは違い

最初に配列を作るとき(=宣言する時)に「いくつのデータを使うか」を決定しない配列

です。

このように

int dynamicArray[];

[]のなかに、扱うデータ数を指定せず、ブランクにします。

動的配列は価格データや、インディケーターに関する値データを扱う際によく使われます。

動的配列が扱う配列サイズはArrayResize関数という関数で、後から決めることができます。

関数とはより簡単に、プログラムを動かすための仕組みです。関数については講座第25回で取り上げますが、先に詳しく知りたいという方は↓の記事をご覧ください。(特に先に読んでも差し支えないと思います)

//動的配列「dynamicArray」を作る
int dynamicArray[];

//配列dynamicArrayの扱える配列サイズを3に変更する。
 ArrayResize(dynamicArray,3);

//配列dynamicArrayの1番目の変数に5を代入する。
dynamicArray[0]=5;

↑のような形で、動的配列だった配列dynamicArrayのサイズを途中で、ArrayResize関数を使って3に変更しました。

関数全般の話をまだしていないので、ArrayResize関数の()の中身もまだわからなくても大丈夫なのですが、一応説明しておくと

()の中の最初にサイズ変更したい配列名を記述し、コンマで区切った次に変更サイズを指定する。

↑のような記述ルールの関数になっています。

まとめ

今回は静的配列動的配列について解説しました。

今回の記事では以下のことを学びました

  • 静的配列は扱える配列サイズが決まっていて、配列サイズを後から変えることはできない。

最後までお読みいただきありがとうございました<m(__)m>

【超入門】MQL5 EA講座 第18回「配列(Array)について」【EAの作り方】

           →【超入門】MQL5 EA講座 第20回「多次元配列」【EAの作り方】

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