【MQL5】StringLen関数について

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StringLen関数の働き・役割

StringLen関数は、指定された文字列の長さ(文字数)を返すために使用されます。

この関数は、文字列内の文字数を数えるのに便利で、特に文字列操作やデータ処理の際に役立ちます。

StringLen関数の引数について

int StringLen(
   const string& string_value   // 長さを計算する文字列
);

StringLen関数は以下の引数を取ります:

  • string_value:長さを計算する対象の文字列

StringLen関数の戻り値について

StringLen関数戻り値は、終端のゼロを含まない文字列内の文字数です。例えば、「12345」という文字列の場合、StringLen関数は5を返します。

※コンピュータプログラムで文字列を扱うとき、文字列の終わりを示すために「終端文字」(NULL文字とも呼ばれる)が使われます。

この文字は ‘\0’ で表され、文字列のデータの一部として保存されますが、実際の文字数には含まれません。例えば、”hello” という文字列は内部的には ‘h’, ‘e’, ‘l’, ‘l’, ‘o’, ‘\0’ として保存されます。

この ‘\0’ は、プログラムに文字列の終わりを知らせるためのもので、文字列の長さを計算するときには無視されます。

この仕組みは、プログラムが文字列の終わりを正確に認識し、余分なデータを含めずに処理できるようにするためです。

StringLen関数を使う際の注意点

  • この関数は、文字列内の実際の文字数を返しますが、終端文字(’\0’)はカウントされません。
  • 日本語のようなマルチバイト文字も、Unicodeとして正しくカウントされます。

StringLen関数を使ったサンプルコード

以下は、StringLen関数を使って文字列の長さを取得するサンプルコードです。

// スクリプトの実行開始時に自動的に呼び出されるOnStart関数
void OnStart()
{
    // テスト用の文字列を定義
    string text = "こんにちは";
    
    // StringLen関数を使用して文字列の長さを取得
    int str_len = StringLen(text);
    
    // エキスパートログに文字列とその長さを出力
    PrintFormat("StringLen() 関数は文字列 '%s' の長さとして %d 文字を返しました", text, str_len);
    
    /* 結果
    StringLen() 関数は文字列 'こんにちは' の長さとして 5 文字を返しました
    */
}

サンプルコードに使われた関数や文法要素の簡単な解説

このサンプルコードでは、「こんにちは」という文字列の長さをStringLen関数を使用して取得し、その結果をエキスパートログに出力しています​。

<参照>

StringAdd関数/StringBufferLen関数/StringCompare関数/StringConcatenate関数/StringFill関数/StringInit関数/StringFind関数/StringGetCharacter関数/StringSetLength関数/StringReplace関数/StringReserve関数/StringSetCharacter関数/StringSplit関数/StringSubstr関数/StringToLower関数/StringToUpper関数/StringTrimLeft関数/StringTrimRight関数

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