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【MQL5】5分でできる、エントリー判定関数の作り方

EA制作お役立ち記事
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エントリー判定関数とは?

EA(自動売買プログラム)を作成するにあたり、エントリー条件がそのプログラムの根幹になっていることは多いです。

問題は、そのエントリー条件をどのように記述していくか?

という事です。

もちろん「もし~の条件になったら買う、売る」という記述をするのですが、

メインプログラムといえるOnTick関数内にそれらすべてを記述していくと、コード自体が長く猥雑なものになりがちですし、開発を進めていく中で、プログラムが想定しているような挙動にならないときに、

コードのどの部分が間違っているのか把握できない、という事が往々にしてあります。

そこで、上記のような問題を解決するために、エントリー判定は関数を別に作って、そっちでやってもらおう!

という訳です。

関数を作ることによって、メインプログラム内の記述もスリム化できますし、

プログラムの挙動に問題が発生した時に、どの部分の記述に問題があったのか、切り分けが容易になります。

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エントリー判定関数導入のロードマップ

以下の手順でコードを記述していきます

  1. 標準ライブラリのトレードファイルをインクルードし、CTradeクラスインスタンスを宣言
  2. OnTick関数内にエントリーシグナルを受け取る変数を宣言
  3. OnTick関数内にその他取引に必要な値を取得し、発注命令を記述
  4. グローバル領域に判定関数を定義
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標準ライブラリのトレードファイルをインクルードし、CTradeクラスのインスタンスを宣言

発注回路をOnTick関数内に簡単に組み込むために、Trade.mqhをインクルードして、CTradeクラスインスタンスを生成します。

#include <Trade\Trade.mqh>
//標準ライブラリーのトレードファイルを使えるようにする

CTrade trade;
// CTradeクラスのインスタンスを宣言

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OnTick()内にエントリーシグナルを受け取る変数を宣言

後ほど、グローバル領域に定義を書いていくエントリー判定関数CheckEntry()は文字列

戻り値として返す想定なので、string型変数entrySignalを用意します。

//エントリーシグナルを格納する変数を宣言
      string entrySignal=CheckEntry();

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OnTick()内にその他取引に必要な値を取得し、発注命令を記述

変数entrySignalが受け取る売買シグナルがbuyで、ノーポジなら買い注文を、

変数entrySignalが受け取る売買シグナルがsellで、ノーポジなら売り注文を、

という発注回路にしました。

相場状況の変化に伴うエントリー条件判定を関数に担わせ、「ノーポジなら」という口座状況の判定はOnTick関数内で行うよう、条件判定を分割させた形になるでしょうか?

今回のような単純な条件であれば、特に問題が生じることもないでしょうが、

エントリー条件が複雑になっていくと、このような配慮が必要になってくることもあるかと思います。

 //現在値の取得と正規化                  
      double Ask=NormalizeDouble(SymbolInfoDouble(_Symbol,SYMBOL_ASK),_Digits);
      double Bid=NormalizeDouble(SymbolInfoDouble(_Symbol,SYMBOL_BID),_Digits);
      
      if(entrySignal=="buy" && PositionsTotal()==0)
      {
         //買い注文
         trade.Buy(0.01,NULL,Ask,0,Ask+100*_Point);
         
      }//if(entrySignal=="buy" && PositionsTotal()==0)
      
      if(entrySignal=="sell" && PositionsTotal()==0)
      {
         //売り注文
         trade.Sell(0.01,NULL,Bid,0,Bid-100*_Point);
         
      }//if(entrySignal=="sell" && PositionsTotal()==0)
      
     
      
  }//void OnTick()
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グローバル領域に判定関数を定義

エントリー条件はMACDをベースにしました。

MACDのメインラインが0を上回っているときは文字列”sell”を、

MACDのメインラインが0を下回っているときは文字列“buy”を、戻り値として返す、という単純な判定です。

//エントリ-チェック関数の定義
string CheckEntry()
{
   //シグナル用の文字列変数を宣言
   string signal="";
   
   //価格を格納する配列を宣言
   double priceArray[];
   
   //MACDのハンドルを取得
   int macdHandle=iMACD(_Symbol,_Period,12,26,9,PRICE_CLOSE);
   
   //配列を時系列にセット
   ArraySetAsSeries(priceArray,true);
   
   //MACDのメインライン値を取得し、配列に格納
   CopyBuffer(macdHandle,0,0,3,priceArray);
   
   //現在足のMACD値を変数に格納
   double macdValue=priceArray[0];
   
   //MACDの0ラインを基準として売買シグナルを発出
   if(macdValue>0)signal="sell";
   if(macdValue<0)signal="buy";
   
   Comment("シグナル: ",signal);
   
   //戻り値としてsignalを返す
   return signal;
   
}//string CheckEntry()
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全体のプログラムコード

全体のプログラムコードは以下のようになります。


#include <Trade\Trade.mqh>
//標準ライブラリーのトレードファイルを使えるようにする

CTrade trade;
// CTradeクラスのインスタンスを宣言

void OnTick()
  {
      //エントリーシグナルを格納する変数を宣言
      string entrySignal=CheckEntry();
      
      //現在値の取得と正規化                  
      double Ask=NormalizeDouble(SymbolInfoDouble(_Symbol,SYMBOL_ASK),_Digits);
      double Bid=NormalizeDouble(SymbolInfoDouble(_Symbol,SYMBOL_BID),_Digits);
      
      if(entrySignal=="buy" && PositionsTotal()==0)
      {
         //買い注文
         trade.Buy(0.01,NULL,Ask,0,Ask+100*_Point);
         
      }//if(entrySignal=="buy" && PositionsTotal()==0)
      
      if(entrySignal=="sell" && PositionsTotal()==0)
      {
         //売り注文
         trade.Sell(0.01,NULL,Bid,0,Bid-100*_Point);
         
      }//if(entrySignal=="sell" && PositionsTotal()==0)
      
     
      
  }//void OnTick()
//+------------------------------------------------------------------+

//エントリ-チェック関数の定義
string CheckEntry()
{
   //シグナル用の文字列変数を宣言
   string signal="";
   
   //価格を格納する配列を宣言
   double priceArray[];
   
   //MACDのハンドルを取得
   int macdHandle=iMACD(_Symbol,_Period,12,26,9,PRICE_CLOSE);
   
   //配列を時系列にセット
   ArraySetAsSeries(priceArray,true);
   
   //MACDのメインライン値を取得し、配列に格納
   CopyBuffer(macdHandle,0,0,3,priceArray);
   
   //現在足のMACD値を変数に格納
   double macdValue=priceArray[0];
   
   //MACDの0ラインを基準として売買シグナルを発出
   if(macdValue>0)signal="sell";
   if(macdValue<0)signal="buy";
   
   Comment("シグナル: ",signal);
   
   //戻り値としてsignalを返す
   return signal;
   
}//string CheckEntry()

プログラムの挙動は以下のようになります。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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