【MQL5】ENUM_OBJECT_PROPERTY_STRINGについて

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ENUM_OBJECT_PROPERTY_STRINGとは

ENUM_OBJECT_PROPERTY_STRINGは、MQL5でグラフィカルオブジェクトの文字列型プロパティを指定するための列挙型です。この列挙型を使用することで、オブジェクトに関連する名前やテキスト、ツールヒントなどの文字列データを取得または設定できます。各プロパティは、オブジェクトの特定の属性を示し、これらのプロパティを操作することで、チャート上のオブジェクトの表示や動作をカスタマイズすることができます。

OBJPROP_NAME

説明
OBJPROP_NAMEは、グラフィカルオブジェクトの名前を指定するためのプロパティです。このプロパティを設定することで、オブジェクトの識別名を定義できます。オブジェクトの名前はチャート内で一意(一つしか存在しない)である必要があり、他のオブジェクトと区別するために使用されます。

プロパティ型
string

このプロパティを使用して、オブジェクトの名前を設定または取得することで、特定のオブジェクトを操作したり管理したりすることができます。たとえば、ObjectSetString関数を使用してオブジェクトの名前を設定し、ObjectFind関数を使用して特定の名前のオブジェクトを検索することができます。

OBJPROP_TEXT

説明
OBJPROP_TEXTは、グラフィカルオブジェクトの説明を指定するためのプロパティです。このプロパティを使用することで、オブジェクトに含まれるテキストを定義できます。ここでいう「オブジェクトに含まれるテキスト」とは、オブジェクトに関連する注釈やラベル、ツールチップなどの説明テキストを指します。たとえば、垂直線や水平線などのオブジェクトに名前や説明を付加することができます。

プロパティ型
string

OBJPROP_TEXTプロパティを設定することで、オブジェクトに関連する情報を視覚的に提供することができます。これは、チャート上で特定のポイントや範囲に関する追加情報を表示する際に役立ちます。たとえば、重要な価格レベルやイベントの説明をオブジェクトに追加することができます。

OBJPROP_TOOLTIP

説明
OBJPROP_TOOLTIPは、グラフィカルオブジェクトに表示されるツールヒントのテキストを指定するためのプロパティです。このプロパティが設定されていない場合、端末によって自動的に生成されたツールヒントが表示されます。ツールヒントを無効にする場合は、「\n」(改行)を値として設定することができます。

具体的には、オブジェクトの上にマウスを置いたときに表示される説明テキストを指します。ツールヒントはオブジェクトに関する追加情報を提供するために使用され、オブジェクトの識別や内容を簡単に把握するのに役立ちます。

プロパティ型
string

OBJPROP_TOOLTIPプロパティを設定することで、オブジェクトに対してユーザーがマウスオーバーした際に表示されるツールヒントをカスタマイズすることができます。例えば、特定の価格レベルやイベントに関する詳細な情報をツールヒントとして表示することが可能です。

OBJPROP_LEVELTEXT

説明
OBJPROP_LEVELTEXTは、フィボナッチリトレースメントや他のグラフィカルオブジェクトのレベルに関連する説明テキストを指定するためのプロパティです。このプロパティは、レベル番号を修飾子として使用して、特定のレベルに対する説明を設定します。例えば、フィボナッチリトレースメントの各レベルにカスタムのラベルを付加する際に使用します。

具体的には、フィボナッチリトレースメントの各レベルに対して、「0.618 レベル」や「78.6% レベル」といった説明を設定することができます。これにより、チャート上で各レベルの意味や重要性を視覚的に理解しやすくなります。

プロパティ型
string
修飾子:レベル番号

OBJPROP_LEVELTEXTプロパティを使用して、フィボナッチリトレースメントや他のマルチレベルオブジェクトの各レベルにカスタムの説明を追加することができます。これにより、分析やトレーディングの際に、各レベルの役割や目的を明確に表示することが可能です。

OBJPROP_FONT

説明
OBJPROP_FONTは、グラフィカルオブジェクトに使用するフォントを指定するためのプロパティです。このプロパティを設定することで、オブジェクトに表示されるテキストのフォントスタイルを変更できます。例えば、ラベルやボタンに特定のフォントを適用する場合に使用します。

プロパティ型
string

このプロパティを使用することで、オブジェクトのテキスト表示をカスタマイズできます。例えば、「Arial」や「Tahoma」などのフォント名を指定して、オブジェクトの見た目を変更することが可能です。また、太字や斜体などのスタイルも指定できます。

OBJPROP_BMPFILE

説明
OBJPROP_BMPFILEは、ビットマップラベルやビットマップオブジェクトに表示するBMPファイルの名前を指定するためのプロパティです。このプロパティは、画像のファイル名またはリソース名を含む文字列を指定します。OBJPROP_BMPFILEを設定することで、チャート上のオブジェクトに画像を表示することができます。ビットマップラベルオブジェクト(OBJ_BITMAP_LABEL)は、画面座標で位置付けられるパネルであり、その上にBMP形式の画像を表示します。

このプロパティは、オブジェクトの状態(オン/オフ)に応じて異なる画像を表示するための修飾子をサポートします。修飾子0は「オン」または「押された」状態の画像を、修飾子1は「オフ」または「押されていない」状態の画像を指定します。

プロパティ型
string
修飾子:0-オン状態、1-オフ状態

OBJPROP_BMPFILEプロパティを使用して、特定のBMP画像ファイルをオブジェクトに関連付けることで、チャート上で視覚的に情報を提供することができます。例えば、OBJ_BITMAP_LABELオブジェクトを使用して、異なる状態を表す画像を表示し、ユーザーインタラクションに基づいて画像を切り替えることができます​。

OBJPROP_SYMBOL

説明
OBJPROP_SYMBOLは、チャートオブジェクトに関連付けられたシンボル(金融商品の記号)を指定するためのプロパティです。このプロパティを設定することで、チャートオブジェクトが表示するシンボルを定義できます。たとえば、異なるシンボルのミニチャートを同じウィンドウに表示する際に、このプロパティを使用します。

具体的には、OBJPROP_SYMBOLを設定することで、チャートオブジェクトに対して特定のシンボル(例:EURUSD、USDJPYなど)を割り当てることができます。これにより、ユーザーは複数のシンボルを一つのチャートウィンドウ内で管理および表示することができます。

プロパティ型
string

OBJPROP_SYMBOLプロパティを使用することで、特定のシンボルをチャートオブジェクトに関連付けることができます。このプロパティを設定すると、オブジェクトは指定されたシンボルのデータを表示し、それに基づいた分析やトレードの判断を行うことができます

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