【超入門】MQL5 EA講座第10回「データ型」

MQL5でEA作ろう講座

前回は、変数についてお話ししました。

改めて前回の内容をおさらいしておくと、

  • 変数は、データを入れておける箱のようなものである。

  • 変数は(1)データ型を決める(=箱に入れる材料の種類を決める)、(2)変数の名前を決める(=箱にラベルを張る)(3)変数にデータを代入する(=箱に材料を詰める)というプロセスを経て利用する。

  • 変数にデータを代入をするときは「=(イコール)」を使う。※「~と等しい」という記述をする場合は「==」を使う。

  • プログラムには「プログラムは記述されている内容が、上から下に向かって順番に処理される」順次進行という原則がある。

  • 変数のメリットは変数に一度値を代入しておけば、ややこしい数式を再び書き直さなくても、その変数を使いまわすだけで同じ結果が得られるところにある。

ということでした。

↑のおさらいでも書いていますが、変数の説明をする中で、変数を使うには最初にデータ型を決めなくてはいけないと説明しました。

今回はそのデータ型についてお話ししたいと思います。

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データ型とは?

前回から引き続き、変数を箱と例えるのであれば、

データ型とは箱に入れる材料の種類を決めるためのラベル

という事になります。

箱にものを区別も無く、いろんなものを放り込んでしまったらごちゃまぜになってしまうように、

変数も、データの種類が混ざってしまわないようにデータ型というラベルのような仕組みを設けて、データの切り分けをしているわけです。

データ型の種類

プログラムが扱うデータ型の種類は主に3つに分類されます。

整数型(Integer Type)というのは、前回も紹介したように

 とか

4 とか

53000みたいな、

小数点のない、きりの良い数字を格納する変数を使うときに用いるデータ型です。

実数型(Real Type)というのは、

3.14 とか

0.04 みたいな

小数点以下の数字を含んだ数字を格納する時に用いるデータ型です。

文字列型(String Type)というのは、

私は新宿に住んでいます

とか

I Love you

などの、

数字以外の文字情報を扱う変数を使うときに用いるデータ型です。

※コンピューターには我々と同じ感覚で「文字」を認識することはできないので、厳密にはunicodeという「文字の割り当て表」に割り当てられたデータなのですが、そんなことは覚えなくてかまいません。一般常識の間隔で判断できる、いわゆる「文字」を思い浮かべてもらえば大丈夫です。

次回から、

整数型(Integer Type)

実数型(Real Type)

文字列型(String Type)の各データ型を一つ一つもう少し細かく、見ていきながら使い方を紹介していきたいと思います。

今回はちょっと短いですが、いったんここで終了したいと思います。

まとめ

今回は以下のようなことをお伝えしました。

最後までお読みいただきありがとうございました<m(__)m>

MQL5講座 第9回「変数について」←     →MQL5講座 第11回「データ型その1 整数型」

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