改めて前回の内容をおさらいしておくと、
ということをお伝えしました。
今回は、主に3つあるデータ型のうちの整数型についてお伝えしたいと思います。
※今後の講座記事で取り上げるデータ型関連の記事ですが、先に知りたいという方は↓をご参照ください。
※MQL5で自動売買プログラム作るにあたっては、MT5・メタエディター5がお使いのパソコンにインストールされている必要があります。
もし、まだMT5のダウンロードが完了していない方は、
こちらからデモ口座の開設とMT5のダウンロード・インストールを完了して頂ければと思います。
整数型の使い方
整数型の使い方云々の前に、
まず、大前提として、データ型とはどんなものでしたでしょうか?
・・・「変数に入れるデータの種類を決める」でしたね。
ここは大丈夫でしょうか?ここを抑えておかないと使い方もなにもありません。
忘れてしまった方は何も恥ずかしいことはありませんので、前回の講座記事を読んでいただければと思います(データ型に限らず、なにかわからないことがあった際は、その事を解説している単元まで戻って、復習する事をおススメします。わからない単元の箇所まで最短で戻れるよう、できる限り丹念にテキストリンクを張り巡らしています)
※「変数ってなんだったっけ?」という人は↓の記事をご覧ください。
さて、変数を整数型に設定するには、
int 変数名;
のように表記します。
最初にintと書いて、その後半角スペースを1個以上入れて、変数名を入力し、最後に;(セミコロン)をいれます。
※文末にセミコロン(;)をつけるのは、なぜでしたっけ?↓
日本語の。 や英語の. (ピリオド)みたいなもので、MQL5においては、セミコロン(;)がついていると、いったん記述に一区切りがついたことを意味します
※「int」と「変数名」の間に全角スペースが混じってしまうとコンパイルエラーになってしまうので、入力モードには注意を払ってください。
「コンパイルってなんだったっけ?」という方は↓をご覧ください。
//整数型のmyVariableという名前の変数を作る
int myVariable;
これで「myVariable」という整数型の変数が作られました。
※スラッシュ2つ(//)の後の記述はコンピュータはプログラムとして認識されません。
これをコメントアウトと言います。
詳しくは↓をご覧ください。
なぜ、↑のような細かいことをわざわざ書いたかというと、
実は整数型はint だけではなく、使用するメモリと格納できる数値の範囲によって、他にも種類があるからなんです。
が!基本的にプログラム整数型=int
ということだけ覚えていてもらえば、自動売買プログラム作成においてはほとんど問題ないのでプログラム初心者の方は、そこだけ抑えたうえで次の第12回の記事をお読みください。
※一方で公式リファレンスのサンプルコードなどにはint以外のデータ型も頻繁に出てくることも事実です。これまでの学習内容は概ね押さえており少し余裕のある方
MQL5講座 第11回補講「int以外の整数型という記事を読んでおくと、int型以外の整数型についても触れる事ができます。
まとめ
今回の記事では以下のようなことをお伝えしました。
最後までお読みいただきありがとうございました。<m(__)m>
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