TimeDaylightSavings関数の働き・役割
TimeDaylightSavings関数は、夏時間(DST)が適用されているかどうかを検出し、その補正値を秒単位で提供します。
トレードにおいては、特定の市場イベントや統計発表が夏時間の影響を受けることがあります。TimeDaylightSavings関数を使う事により、によりその影響を自動的にシステムに組み入れることができます。
※夏時間については↓の記事をご参照ください
TimeDaylightSavings関数の引数について
TimeDaylightSavings関数は、引数を必要としません。関数名を呼び出すだけで、現在の夏時間の補正値を返します。
TimeDaylightSavings関数の戻り値について
TimeDaylightSavings関数の戻り値は整数型で、夏時間が適用されていない場合は0を、適用されている場合は通常3600秒(1時間)を返します。
しかし、戻り値はコンピュータやサーバーの設定に依存するため、地域によって異なる場合があります。
TimeDaylightSavings関数を使う際の注意点
TimeDaylightSavings関数を使用する際は、夏時間がどのように適用されているか(特に、夏時間が始まる時期と終わる時期)を理解しておくことが重要です。
また、使用しているトレーディングプラットフォームが夏時間をどのように扱っているかを確認しておく必要があります。
TimeDaylightSavings関数を使ったサンプルコード
以下は、TimeDaylightSavings関数を使って夏時間の補正値を取得し、それを表示するサンプルコードです。
int dst_correction = TimeDaylightSavings();
Print("現在の夏時間補正は ", dst_correction, " 秒です。");
<参照>
TimeCurrent関数/TimeLocal関数/TimeToString関数/UNIXタイム/タイムスタンプ/datetime型/iTime関数/StringToTime関数/ENUM_TIMEFRAMES/TimeToStruct関数/GetTickCount関数/MqlDateTime構造体/タイムゾーン/夏時間/TimeGMT関数
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