改めて前回の内容のおさらいをしておくと、
ということをお伝えしました。
今回は引き続き、データ型のうちのbool型について解説します。
「データ型データ型っていい加減うるさいよ!( `ー´)ノ」
と思ってきた方もいるかもしれませんが、もう少しで終わるので、頑張ってついてきてください <m(__)m>
※MQL5で自動売買プログラム作るにあたっては、メタトレーダー5・メタエディター5がお使いのパソコンにインストールされている必要があります。
もし、まだメタトレーダー5のダウンロードが完了していない方は、
こちらからデモ口座の開設とメタトレーダー5のダウンロード・インストールを完了して頂ければと思います。
bool型とは?
bool型というのは、
正しい(true) か 正しくない(false)か というデータを格納する変数を用意する時に用いるデータ型です。(真偽型という表現をされることもあります)
・・・何を言っているのか、まったくぴんと来ないですね(‘ω’)
とりあえず使い方をみていきましょう。
bool型の使い方
という単語を使います。
boolを書いた後、半角スペース一個分以上スペースをあけて、変数名を入力し、最後にセミコロンをつけます。
例によって、文法的な使い方はこれまでに説明してきたデータ型と同じです。
※最後にセミコロンをつける理由はコチラ
使い方はわかったけど、問題はこれをどう使うかですよね。
「正しい(true) か 正しくない(false)か というデータを格納する」ってどういうことでしょうか?
実際にコードを書いて、見ていきましょう。
bool型の変数を使ったコード例
↓のようなコードを書いてみました。
//varBoolという名前のブール型変数を用意する
bool varBool;
//varBoolに「true(=正しい)」という結果を代入する
varBool=true;
//もしvarBoolにtrueが入っていたら、チャートにコメント表示する
if(varBool==true)Comment("varBoolにはtrueが格納されています");
if(varBool==true)というのは、「もしvarBoolにtrueが入っていたら」という意味です。
if文については、講座記事第34回にて、詳細を説明しますが、if→「もしも~」という英単語の意味通り、「もし()内の条件になっていたら、この処理をしてね」
ということをコンピュータに伝える記述です。
コンパイルしたファイルをチャートに挿入すると・・・
チャート左上にコメント表示されていますね。
これをちょっと変えて↓
//varBoolという名前のブール型変数を用意する
bool varBool;
//varBoolに「true(=正しい)」という結果を代入する
varBool=true;
//もしvarBoolにfalseが入っていたら、チャートにコメント表示する
if(varBool==false)Comment("varBoolにはtrueが格納されています");
//varBoolには「true(=正しい)」が入っているのでコメント表示されない
if文の内容を
「varBoolにfalseが入っていたら、チャートにコメント表示する」
と条件をtrue→falseに変えてみました。
変数varBoolには代入によって、trueが入っているので、条件に合致しません。
よって、ファイルをチャートに挿入しても↓
コメント表示されていないですね。
これがbool型の使い方における基本となります。
※bool型については、この後補足記事を続いて書きます。
本当はそれも併せて読んでいただきたいのですが、プログラミング初心者の方は、逆に混乱してしまうかもしれません。今回の記事を押さえておけば一応EA作りには問題ないので、
もし「ここまでの段階でおなか一杯((+_+))」という人は、飛ばして第15回に進んでください。
まとめ
今回は、bool型について解説しました。
今回の記事では以下のことを学びました↓
最後までお読みいただきありがとうございました。<m(__)m>
【超入門】MQL5 EA講座 第13回「データ型その3 文字列型」←
コメント