デモ口座とは?→実際と同じ相場環境で取引を疑似体験できる口座
デモ口座とは実際と同じ相場環境で取引を疑似体験できる口座の事を指します。
取引プラットフォームとしてMT5を提供している国内外のFX会社も、概ねデモ口座をサービスとして提供しており、取引プラットフォームであるMT5の使い勝手であったり、EAを実運用する前の動作確認を試すことができるようになっています。
デモ口座を使えば、自身の大切な資金を危険にさらすことなくトレードスキルを磨いたり、資金管理を学んだりすることもできるという訳です。
特に当サイトをご覧いただいているような方は、MQL5で自作したEAによるシステムトレードを目指している方が殆どでしょうから、自作したEAの動作確認や運用成績の検証を行うにあたり、デモ口座は必須と言っても良いでしょう。
今回は、身分証明書等の本人確認書類の提出も必要なく、簡単にデモ口座の開設ができるXMTRADING(エックスエム)を例に、デモ口座の開設手順を解説していこうと思います。
デモ口座開設手順1:XMTRADING(エックスエム)ホームページにアクセスしてプロフィール登録をおこなう
XMTRADING(エックスエム)の場合、デモ口座開設をするにあたり、事前にプロフィール登録をおこないます。
プロフィール登録完了後、XMの会員ページへログインしてデモ口座開設、という手順を辿ります。
まずは→のXMTRADINGプロフィール登録ページ【スポンサーリンク】にアクセスします。
すると下記のような入力フォームが出てきます。
上記のプロフィールを埋めて登録をおこなっていきます。
居住国は「Japan」を選択
居住国はメニューから住んでいる国を選択できるようになっています。
多くの方が日本在住でしょうから、その場合は「Japan」を選択します。
口座ブランドを選択(「Tradexfin Limited – 規制機関はFSA SD010」のままでOK)
次に口座ブランドを選択します。口座ブランドはメニューから「Tradexfin Limited – 規制機関はFSA SD010」または「Fintrade Limited – 規制機関はFSC GB20025835」を選択できるようになっています。
XMTRADINGはセーシェル金融庁(FSA)とモーリシャス金融サービス委員会(FSC)という2つの金融ライセンスを取得している為、どちらの規制ガイドラインに従ったブランドを選択するか?をここでは問うているのですが、どちらを選択してもサービスおよび取引条件に違いはありません。
なにより現時点ではデモ口座の開設を目的としているので、実際の資金を運用する事を前提としていないのでどちらを選択しても問題ありません。
従って、この欄は最初の状態のままの「Tradexfin Limited – 規制機関はFSA SD010」で構いません。
自分のメールアドレスを入力する
続いてご自身のメールアドレスを入力します。プロフィール登録の際に、メール認証手続きがありますので確実にメールを受け取れるメールアドレスを登録しましょう
パスワードを設定する
続いて会員ページ用のパスワードを設定します。画像にもあるように、パスワードは
・10~15文字を使用
・数字を1つ以上使用
・英語アルファベットの小文字を1文字以上使用
・英語アルファベットの大文字を1文字以上使用
・特殊文字「 #[]()@$&*!?|,.^/\+_- 」を1文字以上使用
という上記の条件を満たしたものである必要があります。
すべての情報を入力したら登録ボタンを押す
「私はニュースレターや企業ニュース、商品の最新情報を受け取ることに同意します」のチェックは任意なので、必要に応じてチェックすればOKです。
すべての欄を入力する「登録ボ」タンが緑色になり、クリックできるようになるので入力情報に間違いがなければクリックしてください↓
「Eメールアドレスの認証」というメールを確認し、メール認証をおこなう
登録ボタンを押すと、先程登録したメールアドレスに「Eメールアドレスの認証」という件名のメールが届いています。メール本文を確認すると、以下ののような内容になっていますので
「Eメールを認証する」をクリックします。
会員ページからデモ口座を作成する
メール内の「Eメールを認証する」をクリックすると、会員ページに遷移するのでページ最下部の「マイアカウントの概要」という箇所から「最初のデモ口座を作成する」という文言の左側にある+ボタンをクリックしてください。
取引口座の設定をおこなう
クリックするとデモ口座の設定画面に遷移しますので、開設するデモ口座の設定をしていきます。
デモ口座なので、MetaTraderのバージョンをMT5にしてもらう以外は、あまり気にしなくてよいのですが、そう言われても困る人もいるかと思うので、迷う人は以下のようにメニューを選択して続行を押してください。
※違う設定にしたい場合はデモ口座の追加は後から会員ページより出来るようになっています。XMでは最大5口座までデモ口座を開設できるようになっています。レバレッジは口座追加しなくても、会員ページから随時変更できるようになっています。
口座タイプ:「Standard」
レバレッジ:「25:1」
基本通貨:「JPY」
投資額:「1.000.000」
取引口座のパスワードを設定する
「続行する」を押すと、取引口座のパスワードを設定する画面に移ります。
先程もパスワードを設定しましたが、先程のパスワードは会員ページにログインする為のものであり、今回設定するパスワードはこれから使おうとしている取引プラットフォームであるメタトレーダー5(MT5)にログイン・アクセスする為のものです。
先程の会員ページ用パスワードと同様に
・10~15文字を使用
・数字を1つ以上使用
・英語アルファベットの小文字を1文字以上使用
・英語アルファベットの大文字を1文字以上使用
・特殊文字「 #[]()@$&*!?|,.^/\+_- 」を1文字以上使用
という条件を満たしたパスワードを設定し、「完了」ボタンを押しましょう
完了クリック後、「デモ口座をご利用頂けます!」というメッセージが表示されましたら、デモ口座開設は完了です。
画面内にはこの後ダウンロードして使うメタトレーダー5(MT5)のログインに必要なIDとサーバー情報が記載されています。
この後使うので控えておきましょう(この情報はデモ口座開設後のメールや会員情報ページ内の「マイアカウントの概要」からでも確認ができます)
メタトレーダー5をダウンロードする
デモ口座の開設が完了したので、次はメタトレーダー5(MT5)のダウンロード作業に移ります。
デモ口座の開設が完了するとXMより、登録メールアドレス宛に、「新規取引口座がご利用可能となりました」という件名のメールが送付されます。そのメール内にMT5のダウンロードページへのリンクが貼られているのでそこをクリックしましょう。
すると、XMTradingで提供している取引プラットフォーム一覧ページに遷移するので、ページ下部のプラットフォーム一覧から「PC対応MT5」をクリックしてください。※「MT5 WebTrader」は選ばないよう注意
遷移した画面にある「ダウンロード」ボタンをクリックするとダウンロードが開始されます
「xmtrading5setup」というセットアップ用の実行ファイルがダウンロードされたかと思うので、これをクリックします
すると、セットアップ画面が立ち上がるので、画面に表示される規約を一読したうえで、同意して「次へ」をクリックしてください↓
「次へ」ボタンをクリックするとダウンロードが開始されます。
ダウンロード完了後に完了ボタンを押すとメタトレーダー5(MT5)が自動的に起動して、以下のような画面になります↓
MT5は複数のブローカーが相乗りして利用可能なプラットフォームであるため、この画面からライブ口座(実際の資金を運用する口座)やデモ口座を開設するフローにも進めるようになっています。
ただ、この記事の手順ではすでにXMTRADINGのデモ口座を開設済みですので、一番下の選択肢である「既存の取引口座と接続する」にチェックをつけ、デモ口座開設時に通知されたログインIDと自身で設定した取引パスワード、それとこれもデモ口座開設時に知らされているサーバーを選択して「完了」ボタンをクリックします。
ログインIDとパスワード、サーバーに間違いがなければメタトレーダー5(MT5)のダウンロードは無事完成です。
「完了」ボタンクリック後、メタトレーダー5が自動的に起動し、以下のような画面になります。
なお、ログインIDやパスワード、サーバーなどが間違っている場合、右下に以下のようなエラーマークが出ます。
このエラーが出ていると当然メタトレーダー5(MT5)を利用できないので、ログインIDとパスワードを再度確認し、画面左上の「ファイル」→「取引口座にログイン」
から再度ログインを試してください。
※なお、XMTradingのデモ口座の有効期限は、最終ログインから60日間となっています。
最終ログインから60日経過する前に、一度でもMT5を起動してログインしていれば、継続してデモ口座を使い続けることができる仕様となっています。
※当サイトでは、プログラミング経験ゼロの方でも、プログラミングの基礎から学べる
をメインコンテンツとして展開しています。
第0回から、順を追って勉強していけばプログラミングの経験がなくてもMQL5を使って、MT5用のEAが作れるように書いています。最初は難しいと感じるかもしれませんが、繰り返し勉強していく事で自然とスキルが身についていくはずです。興味ある方は是非ご覧ください。